銘柄分析

律儀なG-7グループ

基本情報

企業概要 企業名 ㈱G-7ホールディングス
証券コード/市場 7508/東証1部
特徴 オートバックス、業務スーパーのフランチャイズ展開。野菜直売や東南アジア進出中
ホームページ https://www.g-7holdings.co.jp/
決算期 3月末日
時価総額 59,374百万
株価 2,226
PER(株価収益率) (連)13.48%
ROA(総資産経常利益率) 13.00%

※2020/05/22 終値ベース

トンボの目

1975年に兵庫県加古川市の「セブンボウル」という名のボーリング場の駐車場で、カー用品の販売を開始したのが始まりです。

当時、土地を借りたボーリング場の「セブンボウル」と「ラッキーセブン」にあやかって、セブンをとったようです。

なんとも律儀な会社ですよね。

同社は、創業当時からの車関連事業を中心に多角的に業務をひろげ、暮らしに密着したフランチャイズが基本路線となっています。

  • オートバックス・車関連事業
  • 業務スーパー事業
  • めぐみの郷関連事業

2020年3月期の売上高は 132,642百万円(前連結会計年度比 8.3%増)、営業利益は 5,783百万円(同 15.3%増)、経常利益は 5,995百万円(同 19.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は 3,523百万円(同15.8%増)の増収増益となっています。

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローにも、大きな違和感もなく、人気の業務スーパーのフランチャイズ事業ですので、期待できそうです。

創業45周年時(2021年3月期)、売上高1,700億円、経常利益70億円に挑戦(ただ、高めの目標)というので、四半期ごとの推移を確認しながら投資判断を待ちたいところです。

これが達成できれば、記念配当や株主優待も期待できるかもしれません。

時価総額もさほど大きくなく、同社のフランチャイズ店を確認して賑わいがあれば、中長期での保有とします。

決算書の暗号を解く

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

表紙 売上高、営業利益、経常利益の伸び率、バランス バランスは良い
当期純利益=経常利益×60% 同等
ROA伸び率(総資産経常利益率) 11.3%から13%へ上昇
営業CFの伸び率、バランス 伸びなし
営業CFは、営業利益の60~120%程度か 範囲内
投資CFは、営業CF範囲内かどうか 範囲内
来期業績予想数値の合理性 売上に高い伸び率、28.2%
会計処理方法の変更点 なし
経営成績/財政状態 数値の具体性 あり
新規事業のについて なし
悪材料について なし
貸借対照表 現金、預貯金、有価証券について(換金性) 現金預金16,465百万
売掛金、受取手形、棚卸資産(換金性要注意) 売掛金および受取手形3,195百万、商品および製品5,602百万
有形固定資産合計、土地 固定資産合計13,276百万、土地5,015百万
有形固定資産における土地の割合 37.7%
売掛金・受取手形・棚卸資産の伸び率(売上高の伸びと比較) 売掛金の伸び率が高い
棚卸資産の変化(投資対効果について) なし
繰延税金資産について(税金として支払、費用化していない額) 1,870百万
固定資産の償却方法は、定額法、定率法なのか 記載なし
のれん代の有無と償却期間(最大20年、ふつうは、3~5年) あり。償却期間は記載なし
のれん代が、自己資本より大きい場合は注意 のれん代67百万と小さい
貸倒引当金、前受金は少な過ぎないか 流動資産の貸倒引当金は11百万
社債・転換社債の有無(転換社債は要注意) なし
借金の状態(支払手形・買掛金・短期借入金、社債、長期借入金) 負債合計は、25,868 百万。前年度と同等。
利益余剰金は、資本金と資本余剰金と比べ、小さすぎないか 18,616百万と十分
評価差額金の割合 なし
新株予約権が多く発行されていないか、純資産での割合を確認 小さい
少数株主持分が過大ではないか、有無の確認 小さい
総資産の伸び(急な伸びは、事業拡大もしくはM&A) 事業拡大
損益計算書 営業利益、伸び率は重要 伸びはあり
特別利益、特別損失の項目は、多くなるべき項目ではない 特別損益779百万と多い
キャッシュフロー 税引前当期純利益+減価償却費-法人税≒営業CF 同等ではない
投資CFの内容確認 有形固定資産取得に1,808百万
財務CFは、マイナスが望ましい マイナス

まとめ

トンボ
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