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船長になるための方法/小型船舶免許取得の道しるべ

トンボ、一級小型船舶操縦士を持ってます。

時々、海にでてのんびりクルージング(レンタルです!)、釣りをしたりして、週末を家族で過ごしています。

ボート免許をとったのは、

  • 海の目標を実現するため
  • 子供にかっこいいところを見せたい
  • 船長と呼ばれたい

というのが理由でした。

トンボが、免許取るまで、ご紹介します。

当時のメモなので費用とか異なってるかもしれないので、あらためて確認ください。

海への憧れと目標海無し県で育って、海への憧れがあるトンボです。 (今回、株は全く関係ないので、興味のない方は、ホームボタンを…。) 小さい頃...

小型船舶操縦士取得の3つの方法

小型船舶操縦士は、国家資格となり試験が求められます。

車の免許もあるし、海の上は、ぶつかる物もなく、平気だと安易に考えていました。

ネットで検索すると、実技試験で操船があり、離岸、着岸が難しいとのことです。

またボートそのものを触ったことがなく、メカ的にさっぱり判りませんでした。

さらに調べてみると、免許スクール、登録小型船舶教習所コース、独学の3つの方法が出てきました。

それぞれについて、簡単に説明します。

免許スクール

一般的な自動車教習所のイメージとなります。

スクールで学科(1~2日)と実技(数時間)を勉強、最終的に運転免許試験場で、学科、実技試験となります。

登録船舶教習所

国土交通省に登録してある海洋・水産系の教育機関、民間の登録教習所でカリキュラムを履修、修了試験に合格すると、国家試験の内、学科試験と実技試験が免除となります。

ただし、学科修了試験及び実技修了試験において一定の合格点(学科:65点/100点以上、実技70点/100点)を出さないと合格とはなりません。

独学

市販のテキストで学科試験の勉強することになります。

実技は、所有する人による指導が必要となりそうです。

加えて実地訓練は管轄する事前の届け出が必要となります。

トンボの仲間には、ボートを所有するセレブはいません。あっさりと候補から消えました。

より確実に免許が取得できるということでは、登録船舶教習所に軍配があがります。

あとは、自宅からのアクセス、取得にかかる費用で判断しました。

免許スクールを探す

免許スクール一覧は、小型船舶免許試験・更新機関の公式サイトにありました。

トンボは、神奈川在住なので、通いやすさ、免許取得の費用、取得後のメンバー・レンタルボート費用も含めて考えました。

免許取得費用

スクール名称 費用
ヤマハボート免許センター東日本 124,000円(税込)
UYフラッグ 105,000円(税込)
かなとよマリン 124,000円(税込)
ケーエムシー横浜マリーナ 124,000円(税込)
アップウインドボートライセンススクール 84,000円(税込)

結果、横浜をベースにヤマハとUYフラッグの2つに絞りました。

メンバー会費とそれぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

ヤマハ

メンバーになるには、入会金:21,600円、月会費:3,240円でした。

ヤマハマリンクラブ・シースタイル会員になると全国でボートレンタル可能となります。魅力的ですが、月会費が微妙に負担になります。

冬場はボート借りないだろうし、その期間も月会費もかかるので悩みどころです。

UYフラッグ

横浜みなとみらいで、自宅からのアクセス良し、レンタル代もリーズナブルでした。

しかも入会金、年会費、月会費は必要がなく、悪天候の場合キャンセル料一切なしということでした。

但し、レンタルエリアが狭く、ボートも少し古い印象となります。

一度、スクール訪問して、話を聞いてみたいと思います。

登録小型船舶教習所の候補は2つ

こちらは国土交通省ホームページ(海事局)に、登録小型船舶教習所一覧がありました。

免許スクール同様、横浜駅を起点に調査すると、簡単に2つに絞れました。さほど多くはありません。

教習所名称 費用
(一財)日本船舶職員養成協会関東 153,470円(税込)
(株)小型船舶免許センター 105,000円(税込)

双方、ホームページで確認すると少し値段の幅があり、小型船舶免許センターの方が断然、安いです。

国土交通省の登録小型船舶教習所の為、問題ないと思いますが、この差だと安い方を選んでしまいます。

あとは免許スクールにするか、登録小型船舶教習所にするかの判断となります。

免許スクール訪問してみよう

免許取得前に話を聞きに、第一候補だったマリンサービスUYフラッグ訪問に訪問してみました。

住所は「横浜市神奈川区千若町2丁目1番」、最寄駅は「東神奈川」もしくは「京急仲木戸」となります。

東神奈川から、ひたすら海へ向かって歩いていきますが、肝心のスクールが見つけにくいです。

住所を目指していくと、前方に橋が見えてきますので、その袂、右側に老舗の「バースターダスト」があります。その真下となります。

道路からはまったく見えない位置にありました。入り口もバースターダストのすこし手前に階段でおりることになりわかりづらいです。

事前連絡なしで説明を聞きに行きましたが、感じの良いおかあさんが、愛想よく応対してくれました。

コーヒーと茶菓子を頂きながら、スクールの概要、免許取得への流れ、丁寧に説明頂きました。ほとんど、ネットで集めた情報と同じです。

  • 追加情報として、UYフラッグで免許取得するとメンバー会員にも自動的になるので、メンバー料金でレンタル可能となる。
  • 3時間のレンタルだと、燃料代2,000円が程度追加、ライフジャケットは無料貸し出しとのことでした。

アットフォームな感じに好印象をもちました。

実際、足を運ぶことで、モチベーションも高まりますし、イメージを具現化出来た感じでした。

迷っているなら、まず行動しましょう。トンボは、その場でUYフラッグにお世話になることで決めました。

免許スクール選びのポイント

登録船舶教習所は、修了試験に合格すると学科試験と実技試験が免除となることから、取得に確実性があります。

ただ、トンボは免許スクールを選びました。

これは、免許取得した後を実際にイメージして、ボートをレンタルすることを考えて、事前にレンタルボート屋(免許スクールも実施)と仲良くなりたい、そう思ったからです。

  1. 免許取得費用
  2. スクール・教習所へのアクセス
  3. ボートレンタル費用(年会費、月会費等含む)
  4. ボートレンタル拠点(特に沖縄や離島でレンタル可否、会員とならずビジターでボートレンタル可能か?)

免許スクールの申込

申込書に必要事項記載、申込みは一級船舶小型船舶操縦士としました。

特にこの際にはお金の支払もなく、教本3冊受領し、今後行われる学科講習の最初の日付のみ決定して終了となりました。

スクールでの勉強は、学科2日、実技1日のみとなります。

小型船舶操縦士について沖縄弾丸旅行からひそかに温めてきた目標を叶えるべく調べてみたことです。 結構、他の目標にもリンクしていて船舶免許取らないと始まらな...

試験について

スクールで勉強する前にまずは、試験を理解しましょう。

試験は

  1. 身体検査
  2. 学科試験
  3. 実技試験

から構成されていて結構な頻度で国家試験は行われています。

二級は合計50問で、下記の科目のうち最低半分の正答率が必要あること、また全体で50問中33問以上の正答が必要となります。

科目 問題数 合格基準
1.操縦者の心得及び遵守事項 12問 6問以上
1.操縦者の心得及び遵守事項 12問 6問以上
2.交通の方法 14問 7問以上
3.運航 24問 12問以上
合計 50問 33問以上

試験はマークシート、試験時間は1時間10分、その他旧五級小型や特殊小型、海技士を持っていると一部科目免除があります。

一級は二級に加えて、上級運航Ⅰ(8問)、上級運航Ⅱ(6問)の合計14問が追加され、14問中10問の正答が必要となります。

試験時間は1時間10分。一級と二級の場合、合計2時間20分の試験となります。

小型船舶の試験勉強

スクールでの勉強は合計3日。学科は9時半から17時半、みっちり学科の勉強となります。

参加者は7名、年齢層は30~40代の男性、一人は業務上必要になったから会社から派遣とのことでしたが、その他の人は趣味のようでした。

一日目で、二級小型船舶操縦士に必要な知識を学び、二日目で、一級に必要な知識である機関、トラブルシューティング、海図や気象を学びました。

やはり一級になると難易度はあがります。ヤマハサイトに参考問題ありましたので、確認してみましょう。

上級運航I(一級船舶免許)

上級運航II(一級船舶免許)

実際に、勉強に要した時間は、スクールで8時間×3日、通勤で30時間、試験直前に帰宅後2時間×7日=14時間で、68時間となりました。

試験直前の14時間は、海図問題をひたすら解きまくりました。これは一級受けるなら必須です。

通勤時間では、下記のサイトでクイズしながら学んでいました。

https://mondaisyu.jp/kogatasenpaku/

試験申込/試験当日

申込は免許スクールで代行してくれました。

試験当日は、徹夜明けで試験を受けることになり、ほとんど記憶がないです。

実技はフラフラで受けてひとつポカしました。学科は、直前に確認した項目が出題されてラッキーでした。ギリギリまで確認することをおすすめします。

学科試験終了後に、出口に回答が掲示されますので、すぐに答え合わせができます。

ちなみに、とんぼの自己採点は、62点(満点は64点)で少しほっとした記憶があります。

合格発表と免許手続について

一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会のウェブサイトから確認できます。

合格発表は、意外と早く4日後の10時~には発表されていました。

上記サイトを開いて、都道府県、自身が受けた試験日、試験種別(一級、二級、特殊)、試験IDを確認すると出てきます。

その後どうするのか?「試験に合格された方へ」という項目が右下にあるのでクリック、すると

ボートスクールで教習を受けた場合、多くは海事代理士が合格後の手続き(免許申請)を代行します。詳細は教習を受けたスクールにお問い合わせください。

トンボの場合も免許スクールですべて手続きして、取得まで面倒見てくれました。

これがざっくりとした取得までの道のりとなります。

一級は本当に必要なのか?

正直、試験前は一級ではなく二級試験にしておけば良かったと感じていました。

完全な文系人間、車にも興味なく、実際に試験項目である機関、トラブルシューティング、海図が全く理解できませんでした。

事実、直前になっても合格がイメージ出来なかったからです。

結果的に一級を合格することできましたが、目的が船舶免許が欲しいということであれば、二級で十分だと思います。

実際、船をかりても陸の見えるところくらいまでしか沖に出てもいません…。

その他

試験当日、試験官に

一級を申し込み受験、結果二級科目が合格ライン以上、一級科目のみが未達の場合どうなるのか?

と、なんとか免許が欲しく、問い合わせしました。

これには試験官、即答で、「どちらも不合格」とのこと。

試験の枠組みとして「勿論、二級をあげてもいいのではないか?そういった議論はある」とのことですが、現状は申込みの試験に対して合否が下されることになります。

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