基本情報
企業概要 | 企業名 | ㈱カーブスホールディングス |
証券コード/市場 | 7085/東証1部 | |
特徴 | 女性向けフィットネスを展開。2020年3月にコシダカHDからスピンオフ | |
ホームページ | https://www.curvesholdings.co.jp/ | |
決算期 | 8月末日 | |
時価総額 | 56,596百万円 | |
株価 | 603 | |
PER(株価収益率) | (連)12.69 | |
ROA(総資産経常利益率) | N/A |
※2020/06/26 終値ベース
トンボの目
コシダカホールディングスを調べて、スピンオフを学び、その後が気になったので調べてみました。
元々、本決算しか調べないのですが、今回は第2四半期決算をみてました。
国内カーブス店舗数(メンズ・カーブスを除く)は前年度末比23店舗増加し、2,014店舗(内グループ直営店65店舗)となっています。
会員数も若干増加し、832千人となりました。ストックビジネスですので、増加すると安定感は増します。
2020年8月期の第2四半期連結累計期間の売上高は144億31百万円、営業利益は29億88百万円30億46百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億56百万円となっています。
前期比較記載ないのできれいに比較できませんが、利益がでる体質であるのはわかります。
ただ、気になったのは18,816百万の商標権です。かなり大きな金額となります。
この償却期間が本来一番苦しいはずで、実際コロナの影響も今回の数字には反映されておりません。
下記のような発表もあるので、その間に会員が離れてしまっていると、2020年8月期は厳しい数字になると予想されます。
第3四半期は会員数の動向にも着目しましょう。
新型コロナウイルス感染症の国内および欧州における感染拡大およびそれに伴う経済活動、消費活動の停滞によって、新規入会数減少と退会数増加による会員数の減少に伴うロイヤルティ売上などの減少、新規出店の延期もし くは中止によって、売上高が当初予想対比で落ち込むことが見込まれ、またフランチャイズ加盟店への経営支援コストなどが増加をすることが予想されます。
Source:カーブスホールディングス
面白い銘柄だとは思いますが、コロナの影響見極める必要あります。
決算書の暗号を解く
2020年8月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
表紙 | 売上高、営業利益、経常利益の伸び率、バランス | 前期比較なし。但し、営業利益率は20%超 |
当期純利益=経常利益×60% | 同等ではない | |
ROA伸び率(総資産経常利益率) | N/A | |
営業CFの伸び率、バランス | N/A | |
営業CFは、営業利益の60~120%程度か | N/A | |
投資CFは、営業CF範囲内かどうか | N/A | |
来期業績予想数値の合理性 | コロナの為、未定 | |
会計処理方法の変更点 | なし | |
経営成績/財政状態 | 数値の具体性 | 会員数と店舗のみ |
新規事業のについて | なし | |
悪材料について | あり | |
貸借対照表 | 現金、預貯金、有価証券について(換金性) | 現金預金4,316百万(前期5,350百万から減少) |
売掛金、受取手形、棚卸資産(換金性要注意) | 受取手形及び売掛金4,117百万と増加 | |
有形固定資産合計、土地 | 有形固定資産合計336百万、土地なし | |
有形固定資産における土地の割合 | 0% | |
売掛金・受取手形・棚卸資産の伸び率(売上高の伸びと比較) | 売掛金は8%伸び。売上が同様に伸びているか検証要。また商品の伸びも多い | |
棚卸資産の変化(投資対効果について) | 投資対効果低下 | |
繰延税金資産について(税金として支払、費用化していない額) | 253百万 | |
固定資産の償却方法は、定額法、定率法なのか | 記載なし | |
のれん代の有無と償却期間(最大20年、ふつうは、3~5年) | 1,440百万、償却期間記載なし 商標権が18,816百万と大きく要注意 |
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のれん代が、自己資本より大きい場合は注意 | 商標権は自己資本よりかなり大きい | |
貸倒引当金、前受金は少な過ぎないか | 少ない | |
社債・転換社債の有無(転換社債は要注意) | なし | |
借金の状態(支払手形・買掛金・短期借入金、社債、長期借入金) | 流動負債24,854百万 | |
利益余剰金は、資本金と資本余剰金と比べ、小さすぎないか | 7,619百万と比べると大きい | |
評価差額金の割合 | 小さい | |
新株予約権が多く発行されていないか、純資産での割合を確認 | なし | |
少数株主持分が過大ではないか、有無の確認 | なし | |
総資産の伸び(急な伸びは、事業拡大もしくはM&A) | 総資産は減少 | |
損益計算書 | 営業利益、伸び率は重要 | 比較なし |
特別利益、特別損失の項目は、多くなるべき項目ではない | 少ない | |
キャッシュフロー | 税引前当期純利益+減価償却費-法人税≒営業CF | 同等ではない |
投資CFの内容確認 | 無形固定資産取得 | |
財務CFは、マイナスが望ましい | 配当金の支払い |
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