水産流通をITを活用して再構築し、より新鮮な魚を届ける事業。
これが、フーディソンの事業内容となります。
- ITを活用した水産流通プラットフォームの運営
- 鮮魚専門店『sakana bacca』の運営
- 飲食店専門の鮮魚仕入サービス『魚ポチ』の運営
- フード業界に特化した人材紹介サービス『フード人材バンク』の運営
アプリをもちいた「魚ポチ」というサービスは、すでに登録14,000店舗、1,800種類以上の魚を、産地直送で仕入れることを可能としています。
Source:UOPOCHI
これは一般的なIT企業と同じく、プラットフォームで収益を目指す形態となります。
ただ、フーディソンでは、ITだけではありません。実際に鮮魚店を運営も手掛けており、業界に対する本気度を感じることができます。
百聞は一見にしかずということで、戸越銀座と中延の「サカナバッカ」と共に距離がなかったので、まとめていってきました。
双方ともに店構えは、カフェ風でオシャレ、わくわく感があり、昔ながらの魚屋とは少し違いました。
あまり見慣れない魚や地方で仕入れた加工品が多くあり、客足もしっかりとしていて活気がありました。
水産業界は仲卸が多く、食卓に届くのに時間がかかります。
また漁獲高が少ないと流通しないようなマイナーな魚もあります。
水産流通をITで、効率化し、より美味しい魚を届けるべく、頑張って欲しいと思います。
フーディソンの社長の山本徹氏は、看護に関するプラットフォームを運営している株式会社エス・エム・エスの元取締役でした。前職で創業からマザーズ上場まで経験しており、今後の展開も期待されます。
また少しびっくりしたのが、主要株主には谷村格氏(エムスリー株式会社代表取締役社長)の名前もあります。
引き続き、同社をウォッチしたと思います。