銘柄分析

マンガBANG!の運営企業、アメイジア

スマホで漫画を読みます。というか大好きです。最近は鬼滅の刃にハマっています。

本では購入せず、基本はAmazonキンドルとマンガBANG!を併用しています。

これまで色々と試してみましたが、コンテンツというのはやはり大事ですよね。

そして最近、マンガBANGの運営会社ということに気づきました。

というかもっと早く気づくべき(´・ω・`)

基本情報

企業名 (株)アメイジア
証券コード/市場 6191/東証1部
特徴 国内最大級のマンガアプリ「マンガBANG!」を運営
ホームページ https://amazia.co.jp/
決算期 9月末日
時価総額 25,712百万
株価 3,835
PER(株価収益率) (単)42.07
ROA(総資産経常利益率) 36.4%

事業内容

マンガBANG!国内最大級のマンガアプリを配信。

コンテンツは他社に比べると有名なものも多いです。

Source:アメイジア

その他サービスとして、

  • Palfe(スキマ時間に楽しめる女性向けマンガ・エンタメ情報アプリ)
  • マンガEpic!(マンガ作家のためのマンガ投稿)

ビジネスとしては非常にわかりやすい、シンプルな事業内容となっています。

業績

売上高は3,386百万円(前年同期比146.2%増)、営業利益は416百万千円(前年同期比427.8%増)、経常利益は396百万円(前年同期比412.6%増)、当期純利益は303百万円(前年同期比219.1%増)となっています。

新規上場に伴う株式公開費用、株式交付費が発生した中で立派な利益をただき出していますよねv(^o^)v

決算書チェック

2019年9月期  決算短信〔日本基準〕(連結)

表紙

売上、利益も理想的で、ROAも非常高い数字となっています。

また来期業績予想も高い伸びとなっていますが、コロナには耐性のある事業であり、大きな影響はなさそうです。

売上高、営業利益、経常利益の伸び率、バランス 売上高、営業利益、経常利益共に非常に良い
当期純利益=経常利益×60% 同等ではない。
ROA伸び率(総資産経常利益率) 15.9%から36.4%へ大幅上昇
営業CFの伸び率、バランス 伸びあり
営業CFは、営業利益の60~120%程度か 範囲内
投資CFは、営業CF範囲内かどうか 範囲内
来期業績予想数値の合理性 無理をしているような印象はない。合理的な範囲。
会計処理方法の変更点 なし

経営成績/財政状態

新規事業という記載をしていますが、コンテンツが命のサービスですが、うまく取引が進んでおり、高評価となります。

数値の具体性 電子書籍市場について記載はあり
新規事業のについて 2018年10月株式会社秋田書店、2019年1月株式会社スクウェア・エニックス、2019年4月株式会社小学館と新規取引開始
悪材料について なし

貸借対照表

現預金も積み増しされていること、また有形固定資産が非常に少ないことは高評価となります。

売掛金の伸びについては少しこれから気にしてみたほうがいいかもしれません。

そして、一番は利益余剰金がマイナスからプラスに転じたことです。これから回収のフェーズ、期待できそうです。

現金、預貯金、有価証券について(換金性) 現金預金839百万(大幅増)
売掛金、受取手形、棚卸資産(換金性要注意) 647百万
有形固定資産合計、土地 有形固定資産13百万
有形固定資産における土地の割合 不明
売掛金・受取手形・棚卸資産の伸び率(売上高の伸びと比較) 売上進捗と比べ、売掛金は非常に高い伸び
棚卸資産の変化(投資対効果について) 棚卸資産なし
繰延税金資産について(税金として支払、費用化していない額) 35百万
固定資産の償却方法は、定額法、定率法なのか 記載なし
のれん代の有無と償却期間(最大20年、ふつうは、3~5年) なし
のれん代が、自己資本より大きい場合は注意 なし
貸倒引当金、前受金は少な過ぎないか なし
社債・転換社債の有無(転換社債は要注意) なし
借金の状態(支払手形・買掛金・短期借入金、社債、長期借入金) 流動負債合計645百万円
利益余剰金は、資本金と資本余剰金と比べ、小さすぎないか 前期はマイナス。2019年9月期から積み上げ。291百万
評価差額金の割合 なし
新株予約権が多く発行されていないか、純資産での割合を確認 なし
少数株主持分が過大ではないか、有無の確認 なし
総資産の伸び(急な伸びは、事業拡大もしくはM&A) 事業拡大

損益計算書

問題なしです。

営業利益、伸び率は重要 営業利益の伸びは良好
特別利益、特別損失の項目は、多くなるべき項目ではない なし

キャッシュフロー

こちらも問題なし(^^)

税引前当期純利益+減価償却費-法人税≒営業CF 同等ではない。
投資CFの内容確認 主に敷金及び保証金でマイナス
財務CFは、マイナスが望ましい 株式発行による収入でプラス

まとめ

時価総額は250億前後、これ以上株価は下がらなそう。3,000円で拾えたらラッキーと思います。

9月期本決算の注目銘柄で、余裕があれば購入検討はありと思います。

トンボ
トンボ
これまでずっとアプリを使いながら、この銘柄気づかなかった自戒もあり静観します。
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トンボ
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