新卒で入社した会社では、希望がかなって営業に配属されました。
営業といっても数字がわからないと、話にはついていけません。
数字については桁を数えないと、100万もすぐにわからない有様でした。
業界を知る、会社を理解する、視野をひろげる為に、インターネットで株式口座開設、投資を始めました。
また給与をもらい、少し生活に余裕ができたこと、将来に対する運用という理由もありました。
当時は、堀江貴文のライブドアが、近鉄バファローズに対して買収申し出、ニッポン放送の株式を35%取得したりと世間を賑わし、株価が高騰、分割、企業買収で成長をしている最中でした。
トンボもその流れに乗ろうと給与の一部から投資しました。結果としてライブドア株は上場廃止となりました。
ノリと勢いだけで購入し、結局暴落、二束三文で手放した記憶があります。
またビジネスモデルに興味があり、YOZANという会社の株も購入しました。
これも上場廃止、大きな買い方をしていないため、損も小さかったですが、色々と経験しました。
そんな中、エムスリー株と勝間和代著書「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」に巡り合いました。
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損益計算書、貸借対照表、キャッシュフローの仕組みや読み方が詳しく説明されています。
解説もわかりやすく書いてあり、予備知識なくても繰り返し読むことで、素人でも決算短信からポイントが読み取れるようになります。
この本読んだあと、エムスリー株を購入しました。(当時はソネットエムスリーという名前)
会社の事業内容に共感したことで買いましたが、決算内容が本書での学んだ要所が合致されれてました。
これが、一つの成功体験になり、自信にも繋がりました。
いい会社と一つの本との出会いで、投資で利益を生み出せてきたのは運が良かったのかもしれません。
投資方針に迷いがあるのであれば、本書の購入をオススメします。